攻殻機動隊 S.A.C. U-NEXT

まずは一番とっつきやすいであろうSTAND ALONE COMPLEXシリーズから。

このシリーズは「素子が笑い男事件後に公安9課に残ったとする」という設定のストーリーですね。

 

何よりうれしいのは押井作品の劇場版the ghost in the shell やinoosenceではあまり見られないイシカワ、サイトー、パズ、ボーマ、トグサの活躍が多くみられるというところですね。

 

イシカワはベテランらしく押井作品でもチラホラでてきましたが、パズやボーマにおいてはその姿すら見つけるのが難しかったので嬉しいところです。

 

余談ですが鉄砲好きなので気になってしまうのですが
トグサのマテバは劇中は古いので2006MですがこのSACシリーズでは6unica(sei unica)になってます。

 

↓劇場版のマテバ 2006M 銃身がシリンダー下側にあることで連射精度が上がるとかなんとか…
mateba 2006m 357magnum(Wkipediaより)

 

↓SACのマテバ 劇中ではこの後にでたモデルとしてデフォルメされてます。
   (マテバ M2008と言う架空モデルです)
mateba model6 unica(Wkipediaより)

 

神山監督がトグサに持たせた6unicaですが、イタリア語の読みで書くと”Sei unica”となって

 

Sei=”君”とか”あなた”

 

Unica=”ユニーク”とか”唯一”

 

と言う意味になって Sei unica=”あなただけのもの” という意味になるようです。

 

公安9課で唯一生身で家族持ちのトグサだからこそあえて2006Mでなく6unicaを持たせたのでしょうかね。

 

鉄砲にこんなロマンチックな名前を付けるイタリア人のセンスも素敵ですが架空モデルと言え神山監督の計らいもロマンがありますねw

 

攻殻機動隊S.A.Cの街並みって…

士郎正宗氏原作のコミックス攻殻機動隊や押井守監督の攻殻機動隊 The ghost in the shellの街並みはわりと繁雑な街並みで90年代のアジア、特に香港の街並みを彷彿とさせる雰囲気の街並みでした。

 

ですがS.A.Cの街並みは設定どおり現代日本が第四次核大戦を切り抜け神戸周辺(作中では新居浜市)を再開発したらこうなるだろうと思われるほど日本の首都らしい統一性のないビル群にやたら整備された道路網が印象的でした。

 

作中の景色も現代日本の大都市を模して造られている様子で原作とは多少違うところになりますね。

 

原作は閑静な高級住宅街やヒルズのような整備されたビル群などこういった都市構想も作品の魅力の一つでしたがより日本らしさをリアルに再現されてましたね。

 

特に第二話の剣菱重工の試作多脚戦車が播磨学園研究都市から逃亡する回などは、今と変わらない神戸周辺の閑静な住宅街を彷彿とされる街並みが再現されていて説得力がありますね。

 

また12話でタチコマが少女と市内散策をしている回は市街地はかなり開発がされて綺麗なのに郊外にでると第四次大戦の傷跡が残ってる様子が垣間見えて現代でいう東北震災の爪痕が現地に行くと随所にみられるのと同様な作中の歴史的な暗部をのぞかせてるようでした。
それでも少女とタチコマの凸凹コンビのコミカルさでだいぶ薄れてしまっていたのが可愛い回でしたねw

SACを改めてみたところ

ストーリーの中心に笑い男がある話と1話完結の話とあるのですね。

 

笑い男事件だけを抽出してみたあとには別作品になってる「The Laughing Man」もチェックしないといけませんね!

 

以下はネタバレ含みますので注意です!

 

ことの発端は葵少年が拾った忘れ去られた告発記事が発端という小さな行動から大物政治家や内閣総理大臣までからむ国を挙げた大捕り物となるわけですが。

 

この最初に告発記事を書いたジャーナリストは草葉の陰で笑っているのと同時に悔やんでるでしょうw

 

なにせその事実を知るのは事件への関与を疑われながらその超AI級ハッカーの才能一つで国の機関を手玉にとった葵少年のみなのですからね。

 

でも絶対的な才能を持ちながら多くの知的欲求以外に欲を出さなかったのは作中第九話のチャット内のチャラいあんちゃんが言う通りCOOL!ですw

 

最終的には事件の顛末を待たずに終わってしまいますがそれでも公安9課荒巻課長の9課の隊員すら騙し通した手腕は圧巻でした。

 

私自身かなりの若輩者なのでえらそうなウンチクは全くたれ流せませんが工作技術の妙が繰り広げられるのが攻殻機動隊冥利に尽きるのだと思います。

笑い男事件以外の話も秀逸です!

ここでアニメーションで大切なキャラクターの作画ですが…残念ながらかなりバラバラになりますw

 

バトーとかパズは目が義眼だから私程度では判りませんでしたが、主人公の草薙素子の作画がもう毎回違うのではないかと言うほどに話毎でバラバラw

 

これはこのStand alone complexで唯一残念な部分でした…(;''∀'')

 

でもストーリー考察ホリックの方にはこの攻殻もまた堪らないシリーズなのです!

 

単話完結の話ひとつひとつとってもストーリー構築には一切の手抜きがなくとても魅力的なのです。

 

公安9課が動くということはそれ相応に危険な組織や人が絡んでるはずなのに独自調査をしていってふたを開けたら…あれ?

 

みたいな話もありましたがあれは素子の素性を匂わせこの後のストーリー中に感情移入しやすくするための話だったのでしょうか。

 

原作単行本から大人気のご存知ジェイムスン社長もパワーアップして出てきましたね!

 

原作では最後にその体の不自由さ故に海に落ちてしまいますが(笑)
ジェイムスン型なら水に落ちても数時間平気らしいですねw
さすがわざわざ真四角な箱に収まるほどのミニマミストは生存能力だけは桁外れに素晴らしいwww

 

この作品ギャグ担当はタチコマ&バトー担当かと思ってたらしっかりジェイムスン社長という真打登場させるので安心しました。

 

U−NEXTで試しに1カ月無料キャンペーンためしてずっと気になってた攻殻機動隊STAND ALONE COMLEXを見てみましたが期待を外すことなく楽しむことができました。
通信速度も家庭内の11ac企画のWi-fiで他のPCで作業をしながら高画質版みていましたが一度も途切れる事なく楽しめて快適でした。
何よりストーリーが変わるたびにDVDやBlue-layを入れ変える必要がなくて自動で次々みれるので楽ちんでした♪